進化する速さ

1964年に開業した東海道新幹線は東京―新大阪間を当時、210Km/hの速度でおよそ4時間かけて運行していました。その翌年の1965年には、東京―新大阪間の所要時間が3時間10分へ短縮されます。在来線では6時間40分かかっていたので、その半分以下の速さになったわけですが、最高速度が変わったわけではなく、開業から初めの1年は暫定ダイヤで運行していたからです。

次に東海道新幹線の所要時間が短くなったのは1985年、わずか2分違いですが、3時間8分で東京―新大阪間を走行するようになります。しかし、最高速度は210km/hのままです。その速度が速くなったのは、開業から22年経った1986年。最高速度が220Km/hになり、東京―大阪間を最短で2時間52分と、初めて3時間を切りました。

そして、2019年現在。新幹線は軽量化と最新技術を駆使して、東北新幹線は320Km/h、山陽新幹線では300Km/h、東海道新幹線でも275Km/hという速さを誇っています。しかし、世界ではさらに速度の速い列車も存在しているのです。国際競争の激しい鉄道の高速化について、日本は1962年以来、超電導磁気浮上式リニアモーターカーの開発を進めており、走行試験では603Km/hを記録し世界最高速度を達成しました。リニア新幹線は、2027年の東京―名古屋間の開業を目指しています。

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